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なかむら歯科クリニック

金属床義歯

金属床義歯とは?

入れ歯とは、歯科医学用語で【義歯】といいます。また、義歯床の「床」という言葉、これは義歯の土台となる部分を指しています。

金属床義歯とは、義歯床が金属で出来ている入れ歯です。

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義歯床がレジン(プラスチック)のもの

義歯床が金属のもの

義歯床を金属にすることで多くのメリットが生まれます。

金属は強度が高いため、薄くできるのが最大の利点です。温度の変化もレジン床に比べると感じやすく、薄いため話しをするときの違和感も少なくなります。

最近はチタンという金属を用いた入れ歯もあり、さらに軽い入れ歯を作ることができるようになりました。

使用する金属の種類には、コバルトクロム合金、チタン合金、白金加金などがあります。
製作するのには熟練した技術が必要で、高価な材料を使用するため健康保険の対象外となります。

レジン床義歯と金属床義歯の比較

保険診療ではレジン床、自費診療では金属床といった入れ歯が利用されます。この床をレジンで作るか、金属で作るかが、2つの入れ歯の大きな違いとなります。

模型

上の写真はレジン床(右)と金属床(左)を比較するための模型です。入れ歯中央の片側の部分が「金属床」にあたります。

模型

こちらはその厚みを比較したものです。レジン床では1.7mm~2.4mm程度、金属床では0.4~0.6mm程度。

なんと厚みの違いは4倍以上。

金属は強度的に強いので薄くすることが出来ますが、プラスチックは強度的に弱いので薄くすることが出来ません。その違いこそが、患者様が入れ歯を口の中に入れた際に感じる装着感を、全く別物に感じさせることに繋がります。

髪の毛一本、腕の上に落ちていても気が付きませんが、口の中に入ると煩わしいものです。それほど、口の中のセンサーは過敏ということになります。

ではその髪の毛、いったいどれくらいの厚みがあるかご存知ですか?
それは0.06mm〜0.1mm。

入れ歯の厚みと比較すると差は歴然です。

髪の毛一本で煩わしさを感じるくらいなので、強度がとれないためによる厚みを確保したレジン床の入れ歯の装着感は、相当煩わしいということに、納得ができるかと思います。

これを解消するのが、強度的に強い金属を使用することで、入れ歯の厚みを薄くすることで、装着時の違和感を極限まで抑えることのできる 【金属床】 になります。

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金属床義歯のメリット

ほとんどの症例で使用することができる。

入れ歯を薄くすることができるので、保険の総入れ歯よりも話しやすく、違和感が少ない入れ歯を作れる可能性が高くなる。

金属は熱伝導性に優れているので、食事をした時の温度感覚が自然に近くなる。

汚れが付きにくいので清潔。

保険のものよりもピッタリと合った入れ歯ができる可能性が高い。

割れにくく、変形しにくい。

金属床義歯のデメリット

修理が難しい。

アゴの骨がだんだんと痩せてくることで、徐々に合わなくなってくる。
(定期的な調整が必要)

落ちたり外れたりしやすい。

金属床義歯には「コバルトクロム合金」という金属が最もよく使用されているが、この金属は金属アレルギーの原因となりやすい。
(金属の部分にチタンを使用すれば、この問題は解決できます)

金属床義歯の治療期間

最短で通院5回。約2~5週間。
(型取り→精密な型取り→噛み合わせの決定→仮入れ歯の試適→装着)

※ただし、粘膜に問題があった場合などにはそれに対する治療を行う必要があるので、治療期間が上記よりも長くなります。

金属床義歯の裏話

金属床義歯は値段が高く修理も難しいので、まず保険の入れ歯を使ってみて、それで納得がいかない、より良いものにしたいという場合に使用するのが良いと思います。

また、金属床義歯自体は強度が強いので割れたり変形したりすることはほとんどありませんが、それでもアゴの骨のほうが溶けて変形してしまうことは避けられないので、いずれ作り直さなくてはならなくなります。(金属床義歯は変形せず、半永久的に使えると勘違いしている人がたまにいるので念のため)

そのほか、保険の入れ歯ではよく噛めない、入れ歯が安定しない、痛みがあるという場合には金属床義歯は適当ではありません。

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